わたくしごとではありますが

嬉しい楽しい大すき

悲しみの雨が降り止まないので、

暴風雨の中、実況中継します。楽しくもおもしろくもないお話です



例のウイルスの件で、会社から感染対策についての発令を受けまして。来月の予定*1が全部白紙になりました。いや、白紙にしました
全部が全部、何から何まで禁止という訳ではないので、条件はあるものの行こうと思えば行けるけど、何かあったときに好きなもののせいにするのも、されるのも嫌で、自分や周りの環境、会社のこと等いろいろ考えた結果行かないことに決めました。だから自分の意思です
とは言いつつ、後ろ髪引かれるどころかそのままぶちぶち抜けてしまいそうなくらい未練たらたらで、「ウイルス怖いから遠征やめます」というツイートを見るたび立派だな、そして自分はつくづく子供だなと、ドロドロした自己嫌悪の沼に足がもつれそうになります

いちばんツラいのが、チケットを手放すことでも交通手段や宿泊施設のキャンセルをすることでもなくて、(出演者や公式の)公演関連のツイートやお知らせ。稽古風景や、物販情報が更新されるたび「本番に向けて皆努力してる。頑張ってる。着実に物事が進んでいるのに、その努力の行きつく先を、自分は見届けられない」事実が、身体にグサリと刺さって息苦しい。理不尽な当たり屋や水を差すのはNGだけど、悲しむだけなら勝手でしょう


日頃、心は割と晴れの日が多くて。でも「なんかついてない日」「嫌なことがあった日」は小雨だったり大雨だったりが降ることもあって。そんな雨の日に傘を差してくれるのがお慕い様で。でも今回の件で、傘がわりだったはずの、お慕い様のSNSが更新されるたびに冷たい雨と、スコールが吹き荒れていて、それがとっても嫌なんだ。もちろん、更新されることが嫌なのではなくて、「雨」にしてしまう自分自身が嫌。お慕い様は変わらず笑顔で傘を差してくれているのに、自ら進んで土砂降りの中を歩く自分が嫌

いつまでも雨に打たれたままではいられない。私は物語の主人公でもヒロインでもないので傘くらい自分で差さなくてはならない。気になってた漫画を大人買いしてみたり、ちょっと遠くの映画館に足を運んでみたり、なんてことないプチ贅沢で心に潤いを与えてます。肌はカッサカサだが

お慕い様を見るのが生きる糧、と言ったら大げさかもしれないけれど、それでモチベーションが維持されてるのは事実で。その楽しみがなくなると、なんのために生きているのかわからないよう!と、アンパンマンのOPのようなことを口走りそうになる毎日でしたが今はだいぶ元気になりました。金銭的にも時間的にもちょっとだけ余裕ができて、自分を見つめ直す良いきっかけになったかもしれない。そのきっかけをくれたのも元を辿ればお慕い様なので、やっぱり、お慕い様にはいろいろ貰ってばっかりだ。というかお慕い様が与えてくれるから「意味のあるもの」として受け入れられるのだと思う


雨はまだ降り止まないけど、段々小雨になりつつある
ねえ、今から晴れるよ


オワオワリ

*1:僕のヒーローアカデミア」The “Ultra” Stage 本物の英雄(ヒーロー)